連れ合いの退職

連れ合いが定年退職した。
結婚して私は連れ合いの稼ぎで食べてきた。ありがとうございました。
食べてきただけでなく、子供たち二人とも幼稚園から大学まで、すべて私立校に通わせた。
通算○○千万はかかったことと思う。
貴方の子でありながらも私の子。
私の子にありがとうございました。
感謝の気持ちは正直計り知れない。
頭が上がらない。
でも、別の視点から見ると私はなにもしてないのだろうか?
23歳で一人、25歳で二人目、子供を産んで専業主婦で育てた。
第1子が小学校1年生の時、主人が脱サラし自営業になった。
経理から内業務、すべて子育てしながら勤めあげた。塾の送り迎え、毎日の弁当作り、中学受験もさせた。
第1子が中学生になってからは、毎朝弁当を持たせて朝6時30分に車で駅まで送り届けた。
そしてその頃、連れ合いの仕事を手伝いながら少しづつ得意の語学を個人レッスンで教え始めた。
子供たちが高校を卒業する頃、語学を生かして週5日ほど、派遣で働きだして現在に至る。
私は連れ合いに感謝してるけど、私は連れ合いからの感謝に値しないのだろうかな。
ちょっと寂しいな。
よりも、ムカつく―――!!!!!!!!!!!
写真は娘夫婦からの退職祝いのお花
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